雪原で、自分のエッセイを思い出した。
宮城・蔵王で撮影した映像作品「まっしろ」が、
地方新聞やWEBメディアなど約50媒体に掲載された。
この作品は、私が書いてきたエッセイを、雪原の景色で
描いたものだと思っている。
企画、出演、音楽、広告運用、そしてメディアに
つなげるところまで。
すべて自分で行った作品でもある。
私はこれまで、note連載「透明な履歴書」で人生の
出来事を書いてきた。
地方で働いていた頃のこと。
突然始まった闘病生活。
東京と地方を往復する通院。
履歴書には書きづらい時間も含めて、自分の人生を
言葉にしてきた。
そのエッセイを、もし映像で表現したらどうなるだろう。
そう思ったのが、この作品の始まりだった。
今回撮影したのは、宮城県蔵王の雪原。
マイナス10℃の世界だった。
白い景色の中に立つと、都会のノイズが一度消える
感覚がある。
SNSの評価。
キャリアの比較。
年齢や肩書き。
そういうものが一度まっさらになる。
そして残るのは、
これからどう生きたいかという問いだった。
白は、何もない色ではない。
どんな色でも描き直せる色だと思う。
「まっしろ」という作品には、そんな意味を込めた。
この作品は、映像制作会社が作った
プロジェクトではない。
企画、出演、音楽、広告運用、そしてメディアに
つなげる作業まで、すべて自分で行っている。
私は広告の仕事にも関わってきた。
だから作品は、作って終わりではないと思っている。
どう社会に届けるか。
どんな形で人の目に触れるのか。
そこまで含めて、表現の一部だと思っている。
「まっしろ」は、終わりではない。
人生は、何度でも描き直せる。
この作品は、私のエッセイを映像で描いた
記録でもあり、新しいスタートの
景色でもある。
私はそう思っている。
映像作品「まっしろ」は、note連載『透明な履歴書』をもとに映像化。
公式サイトでは、エッセイ版『透明な履歴書』を順次公開している。
企画・出演・音楽・広告運用まで本人が制作している。
https://note.com/kotori37kotori/m/m2d36395754ed
文化・社会・女性のキャリアなどをテーマにした
発信を続けている。
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公式サイト問い合わせフォームより。