人が誰かに見せる履歴書には、いつも「正解」が求められてきた。
学歴、職歴、資格、実績。
でも、その文字の裏にある“生きてきた証”は、誰にも評価されない。
透明な履歴書は、そんな社会のフォーマットに収まらなかった声を、
ありのまま残すために生まれた。
病気を隠して働いてきた人、
キャリアを諦めた人、
夢を途中で置いてきた人。
それぞれの物語には、
履歴書には書けない“透明な時間”が流れている。
私自身、その一人だった。
社会の光に届かず、
名前のない努力を積み重ねながら、
それでも生き続ける理由を探してきた。
透明な履歴書は、
誰かを勇気づけるためのものではなく、
「生きる」という行為そのものを、静かに記録していく試み。